「エフー１」と聞いて、ほとんどの人が連想するのは、やはりモータースポーツの最高峰Ｆ－１ではないでしょうか。そのＦ－１マシンが2005年に記録した最高速度はなんと「372.6Ｋｍ／ｈ」、この記録は今現在（2020年）もまだ破られていないそうです。

　この度、その「速さ」というところが共通した商品を販売、説明と施工認定を得る為の講習会を９月２日弊社会議室にて開催して頂きました、「株式会社タブチ」様についてお話しをさせて頂きます。

　まずその商品とは、冷媒管用ワンタッチ継手「エフー１」という、銅管どうしを接合する為の「超・迅速継手」です。 その特徴は、①火無し工法だからロウ付け不要②火無し工法だから施工時間を短縮③火無し工法だから火災・火傷の心配なし④ワンタッチ継手だから特殊技能不要・締付け工具不要（カタログより）となっております。

　今現在も銅管の接続時に行われている溶接作業は、火災や火傷などの重大災害だけでなく、他にもいろいろなリスクが伴います。そのリスクを軽減し「速く」施工が完了できるといった、私達冷媒業者から見ても大変有難い商品が発売されました。 おそらく、これからの冷媒配管の接続方法として標準になる「火無し工法」は、エフ－１カタログに有るメリットとその他リスクの軽減によって、どんどんこの業界に浸透し、今後その施工が広まってゆく事と思います。

　今現在「株式会社タブチ」様では、その商品の認定やラインナップの拡充を実施しており、これから益々充実した展開となる事に大変嬉しく思います。「速さ」も大事！そして何より「安全な施工ができる」この継手の開発と販売をされた「株式会社タブチ」様へ、今回の商品説明講習の為にご足労頂きました事と、今後の空調業界発展の為にご尽力賜ります事に、心より感謝申し上げます。

　建築資材だけでなく様々な分野・業種における資材の進化は、地球環境の保全にも大きく貢献してゆくであろうと思います。